
自転車を使って行動していると必ずぶち当たるのが、駐輪の問題です。自転車通勤の場合、主に職場での駐輪ですが、電車を利用する時には駅の駐輪場に自転車を停めます。クロスバイクやロードバイクを公共の駐輪場に停めるのって、盗難に遭わないかちょっと心配ですよね?
今回はたまたま利用したJR尼崎駅の駐輪場がとても利用しやすかったので、レポートしたいと思います。
クロスバイクも安心の駐輪場
利用したのは「JR尼崎駅西自転車駐車場」です。二階建ての駐輪場で、入り口を入るとすぐに受付があります。「一時預かりでお願いします〜」と言って150円払うと、ハンドル部分に支払いを証明する為の「紙テープ」を巻きつけてくれます。
一階は「月極め専用」になっているので2階に停めなければなりません。そこで驚きのシステムに出会います。なんと自転車を2Fへ運ぶベルトコンベアが設置されているのです。
使い方は、前タイヤをベルトコンベアに乗せて、前ブレーキを掛けるだけ。するとそのままスルスルっと自転車がコンベアに乗ってラクラク2階へ運ぶことができます。
クロスバイクならまだしも、電動自転車なんかはかなりの重量なので、非常に助かるのではないでしょうか?女性が電動自転車を階段横のスロープで二階に上げるのは厳しいですもんね。
一時預かりも大丈夫
駅の駐輪場といえば、前タイヤをガチャンと乗せて固定するタイプのロックが多いですが、ここの駐輪場はそのまま置くだけ。空いていたのもあってポールに自転車を繋ぐことができました。
僕が普段使っているワイヤーロックは、ホームセンターに普通に売っているような、セキュリティのそれほど高くないものです。ゴジラロックも持っているのですが重いのと、ワイヤーカッターでも切れてしまうと聞き、どちらもリスクはあまり変わらないのでは?と考えて持ち運びを優先したロックを使っています。
盗難のリスクが低い駐輪場を広めてほしい
いくら係員の人が巡回しているといっても無人の自転車置き場は物騒ですよね。ましてや高価なロードバイクを置くなんてちょっと気が進みません。この自転車置き場は、おじさんが出入口にいて挨拶してくれたり、退出時にはハンドルに巻きつけた紙を剥がしてくれたりするので、盗難のリスクは低いようように思います。
そういえばお笑い芸人の「小島よしお」さんがロードバイクの盗難に遭ったのも公共の自転車置き場ですよね。駐輪場で地球ロックをしていなかったため、普通に駐車料金を支払って持って行かれたそうです。
ロック式の自転車置き場でも「暗証番号」を設定できるようになれば、盗難のリスクも随分減ると思うのですが、取り入れてもらえないでしょうかね〜?(もう既にあるのかな?)
公共の自転車置き場では、持ち主ではない人が勝手に人の自転車を持ち去ることができない仕組みを導入して欲しいです。これだけ高価な自転車が増えてきたら、駐輪場の体制も時代に合わせて進化して欲しいと切に願います。自転車の車体番号と顔認証で一致しないとロックが解除されないとか。
そういえば、顔認証システムってヒゲを剃ったり、髪型が変わったら認証しなくなるんでしょうか?だとすると、自転車を顔認証の駐輪場に預けて散髪に行けないですね(笑)。

Charioさん、今年もよろしくお願いいたします。
m(__)m
駐輪場、確かに遅れてますよね。前輪を載せる場所があるならまだしも、うちの近所にはパイプで囲ってあるだけの「駐輪コーナー」がほとんど。
軽いのは自転車にとって、長所でもあり短所でもありますね。
ワイヤーロックもそうなんですが、盗む気持ちを諦めさせるのも大事とか。安いものでも効果的に使うと、いかにも「ロック」してるぞ!、といったアピールになるのかもしれませんね。
まるちゃんさん
今年も宜しくお願いします!
ほんと、ロードバイクやクロスバイク用のセキュリティの高い駐輪場を開発して欲しいです。
なるほど。ロックで物理的に繋ぐことも大切だけど、魔が差さないような視覚的な意味も大切ですね。
3重に見えるワイヤーロックとか良いかも(笑)