ペダルのギシギシ音は一体どこから？ボトムブラケットのグリスアップに必要な工具たち

ペダルのギシギシ音は一体どこから？ボトムブラケットのグリスアップに必要な工具たち

クロスバイクに乗り始めて丸５か月を迎えようとしています。当初はいつまで続くやらと思っていましたが、ガッツリハマってしまい、気が付けばもう夏間近となりました。最近は本当に気温が高くて暑いですね。自転車通勤で会社に着くと、もう汗だくです。

ところで、最近ペダルを踏んでいると、どこからともなく「ギシッ。ギシッ。」と音が聞こえます。どうも左足のペダルが９時あたりの位置に来るとギシギシと音が鳴るようです。おしりを動かすとサドルも若干、音が鳴りますがどうやら足元で何かが起こっていそうな感じです。

どうすると音が鳴るのかを調べる

原因を特定するために、まずどのようにすればギシギシと音が鳴るのかを調べてみました。音が鳴る位置で、足に力を入れずにペダルを回すだけにすると、音が鳴りません。グンと踏み込むと音が鳴るようです。次に、自転車を停めて、手でペダルだけをくるくると回転させてみました。これも音が鳴らず。

あくまで予想ですが、どうもボトムブラケット（BB）と呼ばれる場所から音が鳴っているのではないかと思います。よく見てみると、ほこりや汚れがグリスで固まってコテコテになってしまっています。ボトムブラケットのグリスアップなんていままでしたことがありませんし、ノーマークでした。さて一体どうやってグリスアップすればよいのやら。

ボトムブラケット（BB）を外す工具

ボトムブラケットをグリスアップするためには、専用の工具を使って取り外さなければなりません。まず必要となるのが「ボトムブラケットツール」「BBソケット外し」と呼ばれるボトムブラケットを固定している専用のネジを外す為の専用工具です。

SHIMANO(シマノ) TL-UN74-S [Y13009073] アダプター戻し工具

この工具を使用するためには、別に32mm以上開くモンキーレンチ、もしくは32mmのソケットレンチなど、工具を回す為の工具が必要になります。ボトムブラケットを回すのは非常に固くて苦労するようです。また、32mm以上開くモンキーレンチとなると、そこそこ大型のものが必要で、もし手元になければ追加で買う必要があります。

バイクハンド YC-26BB-2 カートリッジBB工具 YC-26BB-2

そういう意味では、ハンドルがあらかじめついている工具を買った方が割安かもしれません。amazonのレビューを見ていると、先ほどの工具をモンキーなどで回すと、角が丸まっているので滑って回しにくいというレビューもありました。ソケットレンチや、手元に大きいモンキーが無い場合はこちらのハンドル付きの工具の方が良いかもしれませんね。

クランク抜きでクランクを外す

ボトムブラケットツールで、留め具をはずすと次にクランクを取り外します。その時に使用する工具がこちら。「 コッタレスクランク専用工具 TL-FC10」です。

シマノ(SHIMANO) コッタレスクランク専用工具 TL-FC10

BBに塗るグリースが必要

ボトムブラケットを外したら、いざグリスアップ。こちらのグリスが使いやすいようです。ポリユリアベースのグリスは水や凝縮への耐性が非常に高いそうで、チューブになっているので「グリスガン」などの道具も必要ありません。BBのグリスアップのほか、ペダルなどの可動部、ネジの固着防止にも使用できるそうです。

PARKTOOL(パークツール) ポリリューブ1000 113g・チューブ入 PPL-1

クランク取付時に必要な工具

そして最後にクランクを取り付ける時に必要となる工具がこちら。「SHIMANO(シマノ) TL-FC16 [Y13009220] クランク取付工具」

SHIMANO(シマノ) TL-FC16 [Y13009220] クランク取付工具

あ～悩むなぁ。自転車屋さんに持っていくか、これらの工具を自分で揃えてメンテをするか。愛着ある自転車なので、自分でやってみたい気持ちが半分。点検も含めて一度プロに見てもらうのもいいかなぁ？という気持ちがが半分といったところです。もし、自分でメンテしたらレポートしますね☆

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