軽くて頑丈!自転車のチェーンロックにABUSを買った理由

ABUS チェーンロック

僕が使っている自転車のワイヤーロックは2種類。100均で売っているような太めの簡易ワイヤー錠と、くるくると巻いてある細いワイヤー錠です。太めのワイヤー錠は鍵で開錠し、細いワイヤー錠はダイヤル式です。

どちらも手馴れたドロボーの手に掛かれば一瞬で切られてしまうような代物です。斉工舎の「ゴジラロック 」も持っているのですが、重くて持ち歩くのはに気が進みません。そこで今回新たなロックを購入し、改めて自転車の盗難リスクについて考えてみました。

鍵式のワイヤーロックが面倒

普段サドルに巻きつけている太い方のワイヤーロック。このロックは鍵で開錠します。その為普段シートポストに巻きつけている、このワイヤーロックを使うには一旦鍵で開錠しなければならず、その一手間が面倒なのです。そのため、ダイヤル式の細いクルクルワイヤー錠で済ませてしまうことが多いのです。

さらに長さもさほど余裕が無いので、地球ロックをせずにホイールを固定するだけのロック方法になりがちです。コンビニやファミレスで「あ、ラッキー」と魔が差して盗んでしまう、いわゆる「拝借ドロボー」には効果があるかも知れませんが、盗む気満々のドロボーにとってはカモの部類です。

わかっていても、わずか数分のことに鍵を開錠してロックをするということが、億劫になってしまう面倒くさがりの自分。こんなことを繰り返しているうちに、鍵で開錠するタイプよりダイヤル式の鍵のほうが良いように思えてきました。

ABUSのチェーンロックを購入

ダイヤル式のチェーンロック、ABUS(アブス)1200/110を購入しました。長さが110cmあるので自転車とポールなどの地球を繋ぐ際も、余裕を持って繋ぐことができます。カラーはLIMEを選びました。汚れが目立ちそうだな〜とおもいつつ、ロックをしているというアピールをするためにあえて明るいカラーを選びました。

ABUS チェーンロック

チェーンの太さは4mmと華奢ではありますが、通常のスチールのチェーンと比較するとABUSのチェーンは強度が高く6mmのチェーンの場合、他者の8mmのチェーンに匹敵する強度なのだとか。

ABUSは自社で鍵の防御力をLEVEL1〜LEVEL15までの15段階でランク付けをしています。今回僕が買った鍵はLEVEL2。防御力はほとんど期待できませんが、カバーもしっかりしていて取り回しも柔らかく、使い勝手はよさそうです。

IMG_5504

アマゾンのレビューでは、長時間の施錠には向かないというコメントが多く見受けられました。軽量でチェーンが細いので、安心感を求めるというより手軽さを求める人が多いのかなと思います。

今回欲しかったダイヤル式。こちらの鍵はあらかじめロック番号が決まっていて、あとから変更することができません。それを買ってから知ったので、もうちょっと良い番号を選べばよかったなぁ〜とちょっと後悔しました。

チェーンロックの説明書

番号が書いてあるプレート

今まで使っていたワイヤーロックと比べると長さ110cmとほぼ倍。地球ロックがしやすくなりました。シートの後ろを通してみたり、自転車にどのように巻きつけておくか現在試行錯誤中です。ブレーキワイヤーに干渉しないように巻きつけます。

110cmの長さ

チェーンロックの巻きつけ方

ABUS 1200/110 のチェーンロックの重さは実測で321gでした。持ってみて、重いなとは感じませんでした。これくらいなら自転車に巻きつけておいても大きな影響はないだろうというレベルです。

重量は321g

僕が考えるロック強度の必要性

強靭なゴジラロックでも、窃盗団にかかるとあっという間に破壊されてしまうという話を聞いたことがあります。窃盗団は自転車がチェーンで繋がっていてもあらかじめ道具を用意していて、ターゲットの自転車を盗んでしまいます。このように道具を用意している輩には、重量が3kg以上あるロックになって初めて「破壊に時間がかかるから見送ろう」となるのではないでしょうか。3kgにもなると、ちょっと持ち運ぶのは現実的ではないですよね。僕が使っていた太めのワイヤーロックなんて数秒でカットされてしまうのだろうと思います。となると、狙われたら終わりのプロの窃盗団以外にどのような犯人への対策を取るべきかということを考えるようになりました。

僕は「拝借泥棒」と、「ワイヤーカッタードロボー」と「車へ積み込み泥棒」への対策をしようと考えました。

クルクル巻いた細いワイヤーロックは、道具を持たない拝借ドロボーには効果的ですが、ペンチやワイヤーカッターをポケットに忍ばせているようなドロボーには盗まれてしまいます。しかし、4mmの太さがあれば、ポケットに入らないような少し大き目の道具が必要だとおもうので、このチェーンロックを選択しました。

程よいバランスのチェーンロックに

数百グラム軽くするためにパーツを選ぶ自転車に、鍵だけで2kgというのはなんだか切ない気持ちになるので、強固だけど重すぎるロックは除外しました。また軽量だけど、ポケットに入るペンチやワイヤーカッターですぐに切れるものも避けました。地球ロックをしやすい長さがあって、毎回鍵を出さなくても施錠できるダイヤル式のロック。それが今回購入した鍵を選んだ理由です。

あとは毎日同じ場所に長時間止めるという状況をなんとか避けたいですね。自宅なら駐輪場じゃなく部屋の中に自転車を保管したり、職場でも敷地内やオフィス内に置かせてもらえると、ずいぶん盗難リスクを減らすことができます。

路上に長時間自転車を置くことにならないような計画が、大切かもしれませんね。

僕の過去の記事を読んでたら、「ゴジラロックでがっちりロック」と書いていましたがw。

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コメント

  1. koic より:

    私もこれを愛用しています。使わないときはフレームバッグに入れていますが、たすき掛けにしてもあまり重くないのがいいと思います。GIOSブルーに映えるようにピンクにしました(笑) 

    1. chario より:

      koicさん
      同じものとは嬉しいですね〜!実際に使ってみて、使い勝手が良くてしっかりロックする回数が増えました。

      そうそう、重くないのが良いんです。

      カラーバリエーションも多くて楽しめますよね。GIOSブルーにピンクの組み合わせ、目立ちそうですね〜笑。

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