自転車通勤で転倒しないために注意したい5つのポイント

自転車転倒

自転車通勤中に転倒されたことはありますか?僕は幸いまだありませんが、コケそうになったことは何度かあります。通勤途中に自転車でコケて擦り傷だらけで出社というのは、なるべく避けたいですよね。

これからクロスバイクで自転車通勤を始めるぞ!という方や自転車通勤を始めて間もない方に向けて、今まで僕が走った経験上、これは怖かったな、転倒しやすいだろうなというポイントをまとめてみたいと思います。

縁石の乗り上げ時

縁石の乗り上げ時

転倒の理由としては、これが一番多いのではないでしょうか。クロスバイクでは基本的に車道を走りますが、路肩が狭い場合や、駐車車両が止まっているなど、様々な道路事情で歩道に登らなくてはならない時があります。

シティサイクルと違ってクロスバイクはタイヤが高圧な為、縁石に乗り上げる時に角度が浅いと、タイヤが「ボンっ」と弾かれてしまいます。

登れると思いきや、タイヤが弾かれて縁石沿いにズベベベベベと滑り、バランスを崩して転倒してしまいます。クロスバイクで縁石に登る際には、僕はスピードを「徒歩くらいのスピード」まで落とし、登る時には縁石に対して直角に近いくらい、かなり角度をつけて登っています。さらに、登る瞬間には前輪を「ポンっ」と浮かせてて登っています。

普通に走っている速度(25km/hくらい)で斜めに縁石に登ることはまずしません。行けるだろうという慢心を持たず、縁石を登る際にはしっかりスピードを落として、角度をつけて登るのがオススメです。

雨の日の鉄板やタイル

雨の日の鉄板

雨の日は全体的にスリップ注意ですが、特に鉄板やタイルには気を付けましょう。路面が濡れていても、アスファルトであればグリップしてくれるので問題ありませんが、鉄板やタイルには気をつけてください。晴れている日にはなんともない場所が、雨で濡れることで「危険ゾーン」に変わります。

なるべく鉄板の上を通過するのは避けたいところですが、橋の両端にはだいたい鉄板の部分があります。どうしても通らなければならないときは、ブレーキや急なハンドリングを避けて、なるべく真っ直ぐ通過するようにしましょう。

また、タイルも歩道や歩道橋など意識していないと気づかないような場所にあるので注意してください。

ちなみに僕は、タイルでできた歩道橋のスロープでスリップし、10mほどの下り坂を自転車スキーのようにすべって、突き当りの手すりに激突したことがあります。スピードはあまり出ていなかったので大事には至りませんでしたが、そこに人が居てたら制御できずに巻き込んでしまっていたでしょう。それ以来、タイルのスロープは気をつけるようにしています。

路肩のアスファルトの切れ目

路肩のアスファルトの切れ目

路肩を走っていて何度か怖い思いをしたのが、路肩のアスファルトとコンクリートの境目にできた亀裂です。ここにタイヤがはまり込んでしまうと、ハンドルを制御できずにコケる恐れがあります。

この場合、ある程度の速度で巡航していることが多いので、注意が必要です。高速で走行中に、車のすぐ横で転倒するというのは、もっとも避けたいコケ方です。

なるべく車の邪魔にならないようにではありますが、僕は基本的には路肩のアスファルト部分を走るようにしています。路肩のコンクリート部分やその境目はなるべく走りません。

場所によってはかなり長い区間に渡って、溝ができていることがあります。これがまた自転車のタイヤの幅がスッポリ収まるくらいの幅で、はまってしまうとハンドルを取られること必至です。

路肩を走行する時のアスファルトとコンクリートの境目には気を付けましょう。

路肩の排水溝

路肩の排水溝

路肩のコンクリート部を走ると、定期的にやってくるのがこの排水溝です。この金属のフタも鉄板と同じく濡れるとスリップ注意です。

フタの溝にタイヤがはまってコケそうになったことはありませんが、上を通過するときは、なんとなく気持ちが悪いです。

このようなフタもあって、路肩のコンクリート部はあまり走りたくありません。雨上がりになると、排水溝に向けて雨水が流れていきます。アスファルトよりも低くなって、水が溜まりやすい場所というのもあって、あまり走らないようにしています。

余談ですが、路肩からアスファルトにはみ出すようにできた水たまりも要注意。この水たまりを避けようとして車道にはみ出した時に、車と接触しないように注意しなければいけません。

ただ、道幅の狭い道路の場合、このコンクリート部分での走行を強いられる場合があるので、その時は排水溝の上での急ブレーキや急ハンドルは避けるようにしましょう。

アスファルトのくぼみ

アスファルトのくぼみ

予兆なく突然アスファルトに穴が空いていることがあります。車で走行している分には特に気になりませんが、自転車の細いタイヤにとっては結構恐ろしいものです。

交差点に多いようにおもうのですが、アスファルトにぼっこり空いた穴にタイヤを取られて転倒というケースです。

僕も交差点に差し掛かった時、アスファルトのくぼみに前輪が落ちて「ガクン!」となったことがあります。これが一番コケそうでしたね。しかも30km/hくらい出ていたので冷や汗ものです。よくパンクしなかったなぁと思います。

路肩とコンクリートの境目など想像のつく場所の場合は、意識してそこを走らなければ大丈夫なのですが、予期しない場所で突然アスファルトがえぐれているこのようなケースは、は気をつけなければいけません。

転倒は予防するもの

僕が走行中に怖い思いをした道路に関する5つのポイントですが、いかがでしたでしょうか。シティサイクルで歩道を走行している時には感じなかったことが、クロスバイクで車道を走るようになると、路面の状況などにも気を遣うようになります。

これからクロスバイクで自転車通勤を検討している方や、車道での走行にまだ慣れずドキドキしながら走っている方に、事前に知っていただき、転倒を予防できれば嬉しいです。

また、急いで無理をすると事故や転倒につながりやすいので、自転車通勤時には時間に余裕を持たせて走行することを心がけてくださいね!最高に気持ちの良い「自転車通勤」。転倒を予防しながら楽しく続けてください!!

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コメント

  1. よっちゃん より:

    こんにちは!

    歩道の縁石は怖いですよね〜
    自分も3回ほどお世話になりました。笑

    荷物を付けて走ってた時は、強風でも何回か倒されました(´・ω・`)

    それにしても、転倒されたことないのですね!あんなにタイヤが細いのに驚きです!!
    これからもご安全に自転車乗ってくださいませ♪

    1. chario より:

      よっちゃん
      こんにちは!
      そうなんです、まだ転倒したことがなくて・・・。チェリーボーイなんです(笑)。

      よっちゃんは縁石で3回もやられちゃいましたかぁ〜(;;)
      強風で転倒というのもあるんですね〜。

      これからも不転倒記録を伸ばしたいと思いますwww
      ありがとうござます!!

  2. koic より:

    ウチの近所には路肩と歩道の間に深い溝があるところがあって、前輪がはまって転びそうになったことがありました。雨水を流れやすくするためなのかもしれませんが、危険極まりないので、今度警察に報告するつもりです。
    _
    ミズトラルも風で倒れることが何回かあったのですが、新たなスタンドを用意してみました(^^;

    1. chario より:

      koicさん
      路肩と歩道の間ってほんとうに危険ですよね〜。道路の補修などは市の建設課建設管理担当といった連絡先があるようですよ。
      市のほうに連絡されると良いかもですね!

      スタンド、拝見しました。駐車場に置くには良いですね!これで風でも倒れなさそう。
      ブロックで盗難防止。なるほど〜、確かに盗みにくいですね。コンクリートボンドで引っ付けるのも後々大変そうですしね〜(^^;)。
      http://minkara.carview.co.jp/userid/600973/blog/38637108/

      しかしフレームピカピカで綺麗ですね!

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