昨日は空気を入れて颯爽と走れたのに、翌日になると空気が抜けてしまう。これはまさにスローパンクだなと思いました。小さな小さな穴が空いて、空気がゆっくりと抜けてしまうというパンクです。
そこでいよいよチューブを交換しようと思い、バルブを緩めようとしたその時。「ん⁈これは・・・。」今回は、スローパンクだと思ったらバルブが緩んでいたというお話をお送りいたします。
バルブがゆるゆる
僕の自転車は仏式バルブです。ゴムキャップを外し、芯の部分をクルクルと緩めてその軸をプッシュすると空気が「プシューっ」とでます。
残っている空気を抜こうと思い、軸の部分を緩めたところ、その根本の部分がクルクルと回り出しました。「あれ?」と思うと当時に軸の部分ではなく、軸の外の部分の部品ごと取れてしまいました。実はこの部分は「バルブコア」という部分で、バルブコアの中に軸があります。この軸がプランジャー(弁)になっているんですね。
いつもなら軸を押すことで弁が開き、空気がでてくるのですが、軸の台座となっている「バルブコア」が緩んでいて取れてしまったということになります。
バルブコアを締める
バルブコアを手で回してしっかりと締めます。あとはいつも通り、空気を入れて、軸の部分のネジをしっかりと締めて完了!バルブコアの緩みに気づかず、軸部分だけを回して空気入れをしていたんですね。
バルブコアを締めるにあたり、ペンチなどは特に使いませんでした。本来なら手締めではなく、道具を使ってもう少ししっかり締めておいた方が良いのかな?と思います。
スローパンクだと思っていた
スローパンクだと思っていたので、チューブの交換をしなければと思っていましたが、バルブコアを締めたことで翌日になっても翌週になっても空気はしっかり残っていました。やはりバルブコアの緩みが原因だったのですね!
皆さんも、すぐに空気が抜けるのでスローパンクかな?と思ったら、チューブの交換前にバルブコアの緩みがないか、一度チェックしてみてください。
もし緩んでいたなら、それを締めるだけで乗るたびに空気を入れる作業から開放されます!是非ご確認を!
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