自転車通勤 – 車道の走り方
ご存じの方も多いと思いますが、2013年12月1日、自転車に乗る人達にとって重要な法改正がありました。それが「改正道路交通法」です。自転車通勤をする時に、第1に知っておきたいルールですね。自転車が走行するのは原則車道。例外的に歩道を走っても良い時は「普通自転車歩道通行可」の標識がある時です。また、車道の端を走る時も、車の流れと同じ左側を走らなければなりません。
また、違反した場合3か月以下の懲役又は、5万円以下の罰金です。「知らなかった~」ではもちろん許してもらえないので、法改正も頭に入れたうえで、どのように車道を走ればよいのか、まとめてみました。
自転車は車道の左側を通行が原則です
引用元:日経トレンディネット
基本的には車道の左側を走行しなければなりません。歩道を走る時は例外です。ではどんな例外があるのでしょうか。
- 歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識等があるとき
- 13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が自転車を運転しているとき
- 道路工事や連続した駐車車両などのために車道の左側部分を通行するのが困難な場所を通行する場合や、著しく自動車の通行量が多く、かつ、車道の幅が狭いなどのために、追越しをしようとする自動車などの接触事故の危険性がある場合など、普通自転車の通行の安全を確保するためにやむを得ないと認められるとき。
上記の場合を除き、基本的には車道を走行しなければなりません。
初めて車道の左側を走るには勇気がいる
自転車通勤を始めた頃、正直僕は車道の走り方が判らず、歩道を走っていました。ビュンビュンはしる車やトラックのすぐ横を走るのが怖かったからです。しかし、そのままではいけないので、交通量の少ない部分だけ車道に出て走り、交通量が多くて怖い場所はゆっくり歩道を走るようにしました。
いままで車道を自転車で走ったことが無い人に、いきなり車道に出て走れというのも無理な話です。そんな時、自転車で車道を走る人を見つけました。
自転車で走る人の後ろで走り方を学ぶ
ロードバイクでゆったりと走るお兄さんがいたので、僕も後ろをついていくことに。あまり好まれることではありませんが、なんとなく一人で車道を走るより怖くない気がしたもので走らせてもらいました。若干交通量もあるところでしたが、特に怖かった駐車車両の避け方や、信号の替り際に無理に自動車の前へ出ようとしないことなど学び、これを機に、車道を走る事に対して自信が湧いてきました。ありがとうロードバイクのお兄さん。
自転車通勤に慣れなううちは、交通量の多い車道を走るのが怖いものです。そんな時は、先輩の後ろを少し一緒に走らせてもらうととても参考になりますよ。あまりプレッシャーを与えるような失礼な走り方にならないように気を付けて下さい。少しずつ車道を走る自信も付いてくると思います。くれぐれも、自転車通勤の際には「車道左側通行」を原則に安全運転で通勤してくださいね。罰金5万ですからね。

確かに最初は、自転車で車道を走るのって怖いですよね。大型車が脇を通ると風圧で煽られますし。
ただ、ガタガタの歩道を走るとパンクしそうで怖いし…。私の地域では歩道が自転車で走れるように整備されていないのが実情。
自転車は、色んな意味で地球に優しいので、もっと乗る人が増えて欲しいです。
事故を心配する人もみえますが、自転車の事故率って車と比べて高い訳ではありません。
道路事情や法整備、保険の加入率増加等、更に市民権を得て走りやすい環境になって欲しいものですね。
まるちゃんさん
最近自転車って乗る人が増えて注目されつつあるみたいですね。大阪では御堂筋という大きな通りの1車線が自転車専用道路になるという話がでています。
法改正に関するウェブサイトを色々みていると、自転車専用道路や横断歩道の自転車レーン廃止など、自転車が車道をはしる為の整備が進められているそうです。まだまだ、車VS自転車という感じですが、もっともっとお互いに認め合う存在になって、事故が起こりにくい環境になってほしいですね☆