リヤスプロケットをクロスレシオ化して６ヶ月の感想

昨年の9月にリヤスプロケットを交換して、クロスレシオ化しました。ついこの前のように思っていましたが、もう交換して６ヶ月も経つんですね〜。

これからリヤスプロケットを交換しようか検討中の方や、どのギヤ比が良いのか検討されている方のために、実際に６ヶ月乗ってみた感想をお伝えしたいと思います。

平均速度が上がった

街乗りでは信号待ちがあり、アプリで計測している平均速度は使えないかな？と思うので、あくまで体感で言わせていただきます。クロス化するまでは出てるなと感じる速度は28Km/hくらいでした。30Km/h以上出そうと思うと、かなり気合を入れてペダルを踏まないとなかなか出せませんでした。出たと思っても維持するのが大変。これが以前の記事(変速が楽に！ワイドレシオなスプロケットを交換してクロス化してみた！)でご紹介した「６速の壁」というやつです。僕のケイデンスだと、ちょうどその速度のあたりに大きなギヤ比が来ていたので、良い感じでスピードに乗せることができませんでした。

今では気がつくと32、3Km/h出てる感じです。大きなギヤ比がなくなった分、壁が無くなって自然にスピードに合わせたギヤを選択できています。スピードに乗った状態でギヤを変えるので、足にかかる負担も少なくて済みます。今までなら一気にガシガシ踏んで3T分のギヤ比を乗り越えなければ30Km/h代に乗せれなかったのですが、今では1Tもしくは2Tしか変わらないギヤにしたので、無理なく自然に30Km/hを超える速度が出るようになりました。

漕ぎ出しのギヤが足りない？

僕はフロントギヤを基本アウターから動かしません。フロントはシングルでも良いと思っているくらいフロントのギヤチェンジを嫌っています。その分、漕ぎ出しや急な坂ではギヤを目一杯軽くしなければなりません。いわゆる「アウターロー」という状態に。

アウターローはチェーン、ギヤの磨耗を激しくすることからあまりよくないと言われています。若干音鳴りもしているので、ローまで落とさず２番目のローギヤをよく使っています。信号待ちの時も２番目のギヤに合わせて止まります。すると21Tからのスタートになります。

21Tは、スプロケットを交換する前の状態なら４速からスタートするのと同じ重さになります。そのため信号が変わってすぐに猛ダッシュというのが難しいですね。いままで決めていたロケットスタート？ができなくなり、後半伸びるタイプになりました。もちろん歩道橋のスロープなど、急な登り坂も21Tです。登りは結構キツいです。もう少しローギヤ寄りのギヤ比にしたほうが、街乗りには合っているかもしれません。

理想のギヤ比はどれくらい？

トップギヤは14Tで充分かもしれません。下り坂で抵抗は無くなりますが、平地であれば32〜5km/hは十分に出ます。高速での競り合いやラストスパートの無い「街乗り」で巡航するには充分ではないでしょうか？

ノーマルで乗っている時、ギヤを一番低くすることはなく2番目くらいまででした。信号待ちでは3番目のギヤが多かったです。それでいうと一番ローギヤは28Tでローから２番目が24Tが理想かな？

街乗りに最適なスプロケットとは

一番高いギヤが14T。低いギヤが28Tということは、14Tから28Tのスプロケットが街乗りに適しているのではないかと思います。ただ残念なことに8スピードでは14T-28Tは販売されていません。アルテグラの11速スプロケットならあるのですが…。14T-15T-16T-17T-19T-22T-24T-28Tなんてスプロケットがあれば街乗りに最適なのになぁ〜なんて思ったりしています。それに近いスプロケットであれば「SHIMANO(シマノ) CS-HG50-8-V [ICSHG508326] 8スピード 13-26T
」になりますかね〜。

最高速ギヤが14Tなんて貧脚だぜ！と言われるかもしれませんが、街乗りには合ってると思うのです。一度このようなスプロケットで乗り回してみたいものです。

SHIMANOさーん！14-28のリヤスプロケ作ってくださーい！
え？自分で２〜３個買って組めって？？まぁまぁそう言わずに・・・。

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