クロスバイクのサドル〜高さの合わせ方と計算方法

ジオスミストラルのサドル

僕はネットでクロスバイクを買いました。その為、バラけて届いた自転車をポジションという言葉も知らないまま、シートポストをシートチューブに差し込んで自転車を組み立てました。「クロスバイクが来た!」という喜びに、サドルの高さなど全く気にしなかったのです。

そのままクロスバイクでの自転車通勤初日を迎えました。数キロ走って気がつくとシティサイクルのような漕ぎ心地。アーレンキーも携行していなかったので、低〜いサドルで往復20kmを走ったのを覚えています。僕のようにネットで自転車を買った方や、サドルの調整をしたことがない方に、クロスバイクのサドルの高さの調整についてお伝えしたいと思います。




どうやって決めるの?サドルの高さ

下死点で「かかと」を乗せて膝が伸びきる高さ

かかとを乗せて膝が伸びきる高さ

サドルの高さを決める方法は大きく分けて2つあります。実際にまたがって足の長さから高さを出す方法と計算によって高さを算出する方法です。

僕が最初に参考にしたのは「下死点でかかとを乗せて膝が伸びきる高さ」というものです。まず、自転車にまたがった状態で、壁などに手をついて自転車をまっすぐに立てます。次にペダルを一番下(地面に近い位置)にして、力を抜いてかかとをペダルに乗せます。このときに膝が伸びきった状態で、かかとがペダルについていればOK。

この高さで母子球をペダルに乗せると、程よく膝が曲がります。膝が伸びきってしまったり膝が曲がりすぎている場合は、もう一度かかとで丁度の高さになっているかサドルの高さを再度確認します。

また、右はかかとが着くけど左はつかないとならないように、左右どちらのかかとも同じようにつくよう、高さを合わせてください。

母子球を乗せると程よく膝が曲がる

計算で高さを出す

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サドルの高さを出す為に、よく使われる計算式は「股下×0.885」です。まず靴下を脱いで素足の状態になります。足を15cmほど開いた状態で床面から股までの高さを測ります。厳密に測る為に壁を背にしてまっすぐ立ち、股の下の恥骨に分厚い本やビデオテープを当てて、壁と直角を出した状態で印をつけ、股下を正確に測るという方法があります。これで正確に股下を測り、0.885を掛けます。

サドル高はサドルの中心の表面からBBの中心まで。サドルの表面から路面までではなく、サドルの表面からBBの中心までという点を間違えないように注意しましょう。サドルの表面からBBまでの距離を先ほどの計算で出した数値(長さ)になるようにサドルの高さを調整します。

サドルの表面からBBの中心まで

僕の場合、身長170cmで股下が75.7cmでした。僕は分厚い本を使って測りましたが、計測時はきちんと会陰に本が当たるように、股間をグっと持ち上げなければいけません。身長170cmでの股下の平均が77cmなので・・・え〜、その〜、日本人の伝統的な体型ということになります(笑)。

75.7cmに0.885を掛けると66.9945となりました。ほぼ67cmですね。シートの表面からBBの中心まで67cmというのが僕の体型を元に計算したサドルの高さということになります。

実際に測ってみると69.5cmでした。計算よりも2.5cmほど高いセッティングになっています。

サドルを上げた時の効果とは

太ももの筋肉だけでペダリング

サドルが低いと太ももの前の筋肉だけでペダルを踏むことになり、体重を乗せてペダリングができません。ということはスピードが上がりにくいということです。

サドルをあげることによって、ペダルに体重を乗せやすくなります。その効果によってスピードが上がりやすくなります。また、正しいペダリングを癖づけるためにも、正しいサドルの高さで乗ることが大切です。変なポジションやペダリングの癖がついてしまうと、故障につながることがあります。

是非、クロスバイクに乗り始めたときから、サドルの高さをきちんと調整し、なるべく正しいポジションでライドされることをおすすめします。僕のようにママチャリのような高さのサドルで乗ってしまうと、スポーツバイクなのにスピードも上がらず、ヒーヒー言いながら走ることになります(笑)。

サドルの上げすぎに注意

サドルを上げすぎないように注意

「サドルが高い=速い男」という方程式。明らかにホビーライダーではないなというロードバイクの方を見ると、エッフェル塔のごとくサドルが高いように感じます。速い人ほどサドルが高いというのは、あながち嘘ではないと思いますが、きちんとしたペダリング技術がないまま、サドルを高く上げるのはあまりオススメできません。

抑えておきたいポイントとしては「下死点で膝が伸びきらないように」調整することです。プロの選手でも下死点で膝が伸びきることはありません。サドルが高すぎると膝を痛めたり、信号待ちで立ちゴケしたりと良いことはありませんので、上げすぎないようにご注意ください。

ちなみに、超速いロードバイクの方々の、あの高〜いサドル。ペダルの下死点で膝がどうなっているのか?とても気になるところです。ビンディングやペダリング技術によって高くなるのでしょうか?僕の足の長さでは到底無理じゃないかなぁなんて思ったりします。

サドルは乗りながら微調整

乗りながらサドルの高さを調整

サドルの調整をする時、シティサイクルのときは「ちょっと高くしよう」と2〜3cmくらい平気で上げたりしますが、スポーツバイクの場合は、数mm単位での調整を行います。よく動かしたなと言っても5mmくらい。マスキングテープを貼るなどして、前の高さを記録しながら調整すると、合わなくてもすぐに元のセッティングに戻せるので良いですね。

計算で出したサドルの高さも、いざ走ってみると個人差があるので、さらに調整が必要です。走っては微調整、走っては微調整を繰り返します。ビンディングシューズを履いているときと履いていないときでもサドルの高さは変わるでしょうし、クリートの位置なども関係がでてくるようです。

ショップで自転車を購入する方はサドルの高さで苦戦することはないと思いますが、ネットで購入した方にとっては、サドルの高さというのは第一関門です。是非こちらの記事を参考にベストなサドル位置を見つけてくださいね!くれぐれも僕のように、シティサイクル風クロスバイクにならないようにお気を付けください(笑)。

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コメント

  1. koic より:

    さすがに膝が伸びきってしまうとペダルを回せませんよね~。

    先日、スタンドを購入したのですが、次はレインウェアを購入しようと思っております(^^;

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